数日前にメルカリから悲しいお知らせが届きました。
らくらくメルカリ便・ゆうゆうメルカリ便の配送サービス料金を改定するお知らせです。
送料値上げの理由は
メルカリを利用されている方全員に届いたと思いますが、らくらくメルカリ便・ゆうゆうメルカリ便の送料を値上げするという内容で、私にとっては青天の霹靂であり、困ったことです。
メルカリは4月28日に、2021年7月~22年3月期の連結純損益は、77億円の赤字(前年同期は35億円の黒字)だと発表しました。
私は、この事が今回の送料値上げの理由の一端になっているのではないかと思っています。
送料値上げで起きる現象
さて、今回の送料値上げで私が一番困るのが、らくらくメルカリ便のネコポスが175円から210円に、ゆうゆうメルカリ便のゆうパケットが200円から230円に上がることです。
何故かというと、私はメルカリで取引する商品に、300円~350円のものが多いからです。
メルカリに出品される方は、販売手数料の10%と、送料を考慮して販売価格を決めていると思います。
今までネコポスを使って最低価格の300円で販売した場合、手数料30円と送料175円を引いた単純な利益が95円だったのに対し、6月16日(木)からはこれが60円に減るわけです。
フリマサイトでは圧倒的に他をリードしているメルカリですが、この値上げは特に出品者に重くのしかかります。
であればと、送料が上がった分を販売価格に上乗せする出品者が増えるのは想像に難くなく、私も出品する立場なら多分そうすると思います。
私の期待
メルカリの送料値上げで起きうる現象として、他のフリマサイトとの併用を考える方が増えるのではないかということです。
実は私は今回の送料値上げで、このような現象が起きることに期待をしています。
何故なら、私は手数料が安いPayPayフリマも利用しているからです。
PayPayフリマに流れるか
PayPayフリマは、送料はメルカリとほとんど変わりませんが、販売手数料がメルカリの10%に対し半分の5%です。
単純に考えると、メルカリよりPayPayフリマの方が販売利益は大きくなるので出品数も多いかと思って見比べると、圧倒的に多いのはメルカリです。
これは、PayPayフリマを利用する会員数が圧倒的に少ないために、出品しても購入者がいない、購入したいものがあっても出品されていない、という理由からだと思います。
私は商品を出品する際、できれば手数料の安いPayPayフリマを利用したいのですが、上記のような理由で出品するのはメルカリがほとんどです。
フリマサイトの今後の動向に注目
今回のメルカリの送料値上げで、PayPayフリマの会員数が増え取引数も増えれば、出品者と購入者の双方にメリットが生まれます。
出品者は販売による利益が増し、購入者は欲しいものが見つかりやすくなるからです。
ただし、
PayPayフリマが今後も手数料・送料共に値上げをしなければの話ですが。

